三重県四日市市にある諏訪神社で開催されている四日市祭。
今回は、2023年四日市祭の日程や開催場所・見どころ・山車の種類・アクセス方法・駐車場情報を詳しく紹介します。
四日市祭とは
四日市祭りは、江戸時代初期から約300年以上から続いているといわれています。
諏訪神社の例大祭になっています。
毎年10月の第一日曜日とその前日の土曜日に開催をしています。
見どころ
四日市祭の見どころは、2日目に各町が『邌物(ねりもの)』と呼ばれるもの山車が奉納演技です。
そのネリの中に、面白い工夫がされているものがあります。
その種類の中で「大入道」や神話を題材にした「岩戸山」と呼ばれるからくり山車が登場します。
特にインパクトがあるものは、「大入道」と呼ばれるものです。
地元の人々からは「おにゅーどーさん」と親しまれているそう。
大入道は日本一大きなからくり人形が乗せられている山車です。
全高9mあり首が伸び縮みして、首の長さは約7,6mもあります。
近くでみたらとても迫力がある山車になっているので、四日市祭りの代表的存在になっています。
歴史
四日市祭の始まった時期や由来ともにはっきりとしたことはわかっていませんが、昔の記録によると織豊時代末期から江戸時代初期にかけて始まったといわれています。
江戸時代の文献が残っており、そこには現在の四日市祭のことを「四日市諏訪明神祭」、「四日市諏訪祭」と記されていました。
しかし、明治時代には現在の名前である「四日市祭」という名で記されていたことから、現在の名に至ったことがわかっています。
四日市祭は、江戸時代初期から300年以上に渡って行われている伝統的なお祭りになっています。
山車
四日市祭に登場する山車の種類を紹介します。
山車の種類 | 地区名 | 山車の詳細 |
❶大入道 | 中納屋町 | このお祭りの見どころの山車です。 1805年(文化2年)に制作したと伝えられ、からくりの主要部分は疎開で戦災を免れて1951年(昭和26年)に山車は復興しました。 |
❷鯨船(明神丸) | 南納屋町 | 金箔張りの幕で飾られている船山車。 |
❸富士の巻狩り | 南浜田町 | 四日市祭の古い形式をとどめる「人練り」のひとつになっている。 |
❹大名行列 | 元町一区(旧比丘尼町) | 四日市宿で大名行列に加勢した人達の技術を受け継いで、江戸の昔のまま奉納に取り入れた「人練り」。 |
❺菅公 | 新丁(新町・新々町・新町一区) | 文字書きのからくり人形山車。初代は明治初期に建造されたが、戦災で焼失。1952年(昭和27年)にからくり人形再建。 |
❻岩戸山 | 本町通り | 初代は幕末から明治にかけて作られたとされ、大入道と同じ人形師の作。 |
❼甕破り | 四日市商店連合会 | 水瓶に落ちた子どもを甕を割って救い出したいという司馬光(しばこう)の故事に因んだからくり人形山車。 |
2023年四日市祭の日程・開催場所
2023年 四日市祭 | |
日程 | 2023年9月30日(土)、2023年10月1日(日) 毎年10月第一日曜日と前日の土曜日 詳しくは、公式サイトをご覧ください。 |
時間 | 10:00~20:00 |
開催場所 | 四日市諏訪神社周辺 |
住所 | 三重県四日市市諏訪栄町22-38 |
マップ | |
お問い合わせ | 秋の四日市祭実行委員会(一番街ハロースペース ) TEL:059-354-5272 |
公式サイト | http://kanko-yokkaichi.com/ |
アクセス方法・駐車場情報
電車
●近鉄「四日市駅」下車 徒歩 5 分
車
●東名阪自動車道 四日市ICより約17分/東四日市ICより約20分
●伊勢湾岸自動車道 川越ICより約17分
交通規制
四日市祭の交通規制は、屋台があるところが交通規制になるそうです。
そのほかの場所は交通規制がないため、比較的会場周辺の駐車場に駐車しやすくなっています。
駐車場情報
お祭り当日は、専用の駐車場がないため近くのコインパーキングに駐車するようにしましょう。
今回は、最寄りの駅の近くで比較的に収容数が多い駐車場を3つ紹介します。
❶キング観光サウザンド近鉄四日市店 | |
住所 | 三重県四日市市諏訪栄町7-31 |
マップ | |
収容数 | 448台 |
料金 | 00:00-00:00 20分 200円 月火水木:最大料金当日1日600円(24時迄) 土日祝:最大料金当日1日800円(24時迄) |
❷タイムズ四日市駅前第2 | |
住所 | 三重県四日市市鵜の森1-3 |
マップ | |
収容数 | 39台 |
料金 | 07:00-19:00 20分 110円/最大料金770円 19:00-07:00 60分 110円/最大料金330円 |
❸タイムズ西新地第5 | |
住所 | 三重県四日市市西新地6 |
マップ | |
収容数 | 24台 |
料金 | 00:00-00:00 30分 220円 最大料金:06:00-18:00/440円 |
満車など気にせずにスムーズに駐車したい方は、近くのコインパーキングを事前に予約をすることがオススメです。
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混雑状況
毎年、四日市祭は混雑しています。
夜が混雑のピークになります!
比較的、お昼から夕方にかけては空いている時間帯になります。
時間に余裕を持ってお祭りを楽しむようにしましょう。
まとめ
今回は、三重県四日市市の諏訪神社で行われている四日市祭を紹介しました。
毎年夏に行われている大四日市祭りとはまた別に秋に行われる諏訪神社の例祭です。
四日市祭では、インパクトがある山車を見ることができるので、機会があれば是非その迫力を見物してみてほしいです!
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