青森県弘前市で行われている弘前ねぷたまつり。
『青森ねぶた祭』や『五所川原立佞武多』、『黒石よされ』とともに津軽四大夏祭りのひとつとして数えられているお祭りになっています。
今回は、2024年弘前ねぷたまつりの日程・開催場所や見どころ・混雑状況・屋台・アクセス方法・駐車場情報・交通機関を紹介します。
見どころ
弘前ねぷたまつりの見どころは『ねぷた』と『なぬかびおくり』です。
それぞれ紹介していきます。
ねぷた
弘前ねぷたまつりに登場するねぷたは、扇型をした『扇ねぷた』と伝統的な人形型の『組ねぷた』があります。
扇ねぷたは、厚みを持たせた扇形に設計されたものになっていて、『三国志』や『水滸伝』をモチーフにした美しい日本絵が描かれています。
登場する扇ねぷたは、ほとんど大型ねぶたになっていて、最大で約9m以上ものサイズがあります。
「ヤーヤドー」のかけ声に合わせて、約80台ものねぷたが祭り期間は市内を練り歩きます。
弘前ねぷた祭りは、勇壮で典雅な雰囲気が特徴になっています。
また、弘前ねぷたは小型のねぷたから順に運行され、後半になるにつれて大型のねぷたが運行されるのも特徴になっています。
扇ねぷたのほか、直径約40cmの手持ちねぷたの『金魚ねぶた』や、メインとなる大型ねぷたの前方で前座として曳かれる小型のねぷたの『前ねぶた』も登場するので、様々な種類のねぷたにも注目です。
なぬかびおくり
なぬかびおくりとは、弘前ねぷたまつりの最終日「なぬか日」にフィナーレで行われるイベントになっています。
なぬかびおくりは、かつて行われていたねぷたを水に流す行事を「炎」に置き換えたイベントになっています。
岩木川河川敷沿いを本ねぷたの数十台が「ヤーヤドー」の掛け声ととも運行し、その後ねぷたを炎で清め送ります。
最後まで見届ける観光客も多く、最終日が一番混雑するほどの有名なイベントになっています。
歴史
弘前ねぷたまつりの始まりは、享保7年(1722年)の18世紀初め頃といわれています。
もともとは禊ぎ祓いと呼ばれる汚れなどを形代に託し、水に流すお祓いから派生したものだといわれています。
諸説は様々あり、すでに江戸時代中期には盛大に行われていたそうで伝統のあるお祭りになっています。
そんなねぷたの美しさは全国に知れ渡り、昭和55年(1980)1月に重要無形民俗文化財に指定されました。
弘前ねぷたまつりの歴史は長く、2022年には300年という節目を迎えました。
2024年 弘前ねぷた 日程・開催場所
2024年 弘前ねぷたまつり | |
日程 | 2024年年8月1日~8月7日 毎年8月1日~7日に開催 |
開催時間 | ●8月1日~4日 午後7:00〜(土手町コース) ●8月5日〜6日 午後7:00〜(駅前コース) ●8月7日 午前10:00〜(土手町なぬか日コース) |
開催場所 | 青森県弘前市 弘前市内 弘前市中心市街地(弘前駅前・土手町地区) |
住所 | 青森県弘前市表町 |
マップ | |
お問い合わせ | 弘前市観光部観光課内 TEL:0172-40-0236 |
公式サイト | https://www.hirosaki-kanko.or.jp |
混雑状況
弘前ねぷたまつりは、例年の総来場者数は約160万人と全国から観光客が訪れる人気の夏祭りになっています。
お祭り期間中は、会場周辺や最寄り駅は混雑します。特に最終日は例年大混雑します。
交通機関を使って向かわれる方は、時間に余裕を持って向かうようにしましょう。
車でお越しいただく方は、お祭り期間中は周辺道路で交通規制があります。
渋滞に巻き込まれたくない方は、交通機関を使って向かうことをおすすめします。
駐車場はコインパーキングになるため、満車など気にせずにスムーズに駐車したい方は、事前に交通規制の場所を確認した上で、近くのコインパーキングを事前に予約をすることがオススメです。
屋台
お祭り期間中は、土手町コース、駅前コースそれぞれの運行コース沿道に出店されます。
に多く出店されます。
やきそばやたこ焼きなどの定番の屋台からB級グルメ、ご当地の特産品の屋台など幅広く出店しています。
屋台によって異なりますが、18:00頃~21:00頃まで営業しています。
屋台の種類も豊富なので、屋台だけで十分にお腹いっぱいになれますよ!
アクセス方法・駐車場情報
電車
●JR奥羽本線弘前駅
【土手町コース】まで徒歩約14分。
【弘前駅前コース】まで下車後すぐ。
車
●東北道「大鰐弘前IC」より約30分
駐車場
お祭り期間中は、臨時駐車場が用意されていないためコインパーキングに駐車するようにしましょう。
収容数が多い駐車場を紹介します。
●AGパーク朝日第1 | |
住所 | 青森県弘前市土手町4 |
マップ | |
利用時間 | 24時間 |
料金 | 100円/1時間 |
収容数 | 240台 |
●東天第3パーク | |
住所 | 青森県弘前市鍛冶町大字 |
マップ | |
利用時間 | 24時間 |
料金 | 100円/1時間 |
収容数 | 150台 |
例年、駐車場の確保が非常に難しいといわれています。
スムーズに駐車したい方は、近くのコインパーキングを事前に予約をすることがオススメです。
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交通規制
2023年の交通規制について紹介します。
●8月1日~4日(土手町):18:30~22:00頃
●8月5日・6日(駅前):18:30~22:00頃
●8月7日(土手町):9:30~11:30
また、8月1日~4日に弘前公園近くの桜大通りが17:30〜交通規制になります。
当日の状況により、時間が早まったり延長されたりする可能性もあるため、時間に余裕をもって向かうようにしましょう。
まとめ
今回は、青森県弘前市で毎年行われている弘前ねぷたまつりを紹介しました。
全国的にも有名なお祭りになっているため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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