茨城県古河市にある古河公方公園で行われる古河桃まつり。
このお祭りは、『日本一の桃の里』とも呼ばれています。
今回は、2024年の古河桃まつりの日程や開催場所・見どころ・開花状況・駐車場情報を紹介します。
見どころ
古河桃まつりの見どころは、なんといっても花桃です。
その種類は、5品種あり約1500本の花桃が鑑賞できます。
見頃の時期を迎えると、一面がピンク色に染まり桃源郷といわれるほど美しいものになっています。
花桃が一面に広がり、幻想的な世界観が味わえます。
花桃は、桜と梅とはまた違った華やかさがあります。
足を運んだ際に、花びらや葉っぱなどをよく観察してみるのも良いかもしれませんね!
花桃の種類
名前 | 色・咲き方 | 開花時期 | 咲いている場所 |
矢口桃 | 桃色 | 3月中旬~4月上旬 | 会場全体の約八割 |
立源平桃 | 紅・白の咲分けで八重咲き | 4月上旬~4月中旬 | 北西側 |
シダレ源平桃 | 紅色・桃色で八重咲き | 4月上旬~4月中旬 | 北西側 |
寿星桃 | 赤、桃色、絞りで一重又は八重咲き | 4月上旬 | 東側 |
寒白桃 | 白色の八重咲き | 3月下旬 | 北側 |
菊桃 | 濃い紅色 | 4月中旬~4月下旬 | 北側 |
桜と梅と桃の見分け方
桜と梅と桃の花はバラ科の植物で、バラの仲間であることから見分けることが難しいと言われています。
それぞれの特徴を紹介します。
種類 | 特徴 | 開花時期 |
桜 | ●花びらの先端に切れ込みが入っている(シャープなハート型になっている) ●枝と花が繋がっているところが長い ●幹肌の色が赤茶色で、ゴツゴツした横縞模様になっている |
3月中旬〜5月上旬 |
梅 | ●花びらが丸くなっている ●幹肌の色は黒っぽく、前提的にざらざらしている ●茶色の軸がなく、茶色い枝にくっついているように咲く |
1月下旬〜4月下旬 |
桃 | ●花びらの先が尖っている ●幹肌の色は白っぽく、ツルツルして斑点模様がある ●花と葉が同時に咲く |
3月中旬〜4月下旬 |
これを機に花の違いを知っておくだけで、お花見シーズンがさらに楽しくなると思います!
お花見に行く際は、花びらや幹をよく観察してみてみるのもおすすめです。
歴史
このお祭りの歴史は古く、江戸時代初期に遡ります。
当時、古河藩主であった土井利勝が領地に桃を植えたことから始まったといわれています。
江戸時代の初期は、薪は炊事や暖房の燃料として使われていました。
古河は、薪が乏しく人々は困っていたそう。
その時に土井利勝は、成長が早い桃の木を植えようと思い立ったという。
江戸の家巨の子ども達に桃の種を集めさせて、古河の田畑や城の周りに植えて人々を救ったといわれています。
その思いつきが、現在の古河桃まつりの始まりのきっかけになりました。
会場である古河公方公園は、平成15年にメリナ・メルクーリ国際賞を受賞した公園になります。
歴史と自然が感じられる公園になっています。
2024年 古河桃まつりの日程・開催場所
2024年 古河桃まつり | |
日程 | 2023年3月18日〜 4月2日 開園式:3月20日(日) |
開催時間 | 9:00〜17:00 |
開催場所 | 古河公方公園(古河総合公園) |
住所 | 茨城県古河市鴻巣399-1 |
マップ | |
お問い合わせ | 古河市観光協会 TEL:0280-23-1266 |
公式サイト | https://www.kogakanko.jp |
絶景スポット
このお祭りの絶景スポットを紹介します。
●駐車場のすぐ裏手の場所
桃と水仙のコラボが見られます!
●公方館の中世の城館の跡地
一面が桃林になっています!
●桃林西側にある「浄円坊の池」
花桃の花に囲まれた池になっています!
●目洗弁天池東側の草原
一面の緑と桃色の美しいコントラストが見れます!
足を運ぶ際には、絶景スポットを見逃さずにばっちり目に焼き付けてみてくださいね!
開花状況
古河桃まつりの開花状況については、公式サイトで確認することができます。
満開の時期を狙って、桃花の幻想的な世界観を堪能してみてください!
イベント情報
お祭り期間に行われるイベントはこちらになります。
●大道芸
●ゲスト歌手による歌謡ショー
●和太鼓演奏
●特別ゲストによるお笑いステージ
様々なステージイベントが開催されます。
また、地域グループによるダンスやエアロビクス、バンド演奏も披露されます。
子どもから大人まで幅広い年齢の方にも楽しむことができます。
屋台
芝生広場には、様々な屋台がありグルメを楽しむことができます。
定番の焼きそば、たこ焼きなどから桃太巻きやジャンボステーキと多様な種類のグルメを楽しむことができます。
用意されている椅子にゆっくり座って食べることもできますし、レジャーシートを敷いてお花見をしながら食べることもできます。
混雑状況
毎年、約20万人ほどの観光客が訪れます。
会場が広いため、そこまでの大混雑はありません。
車でお越しいただく際には、会場周辺の道路は毎年大混雑が見られるため早めに向かうことをおすすめします。
交通機関・駐車場情報
電車
●JR東北本線「古河駅」から徒歩で約40分
●東武日光線「新古河駅」から徒歩で約40分
バス
●古河駅から
古河市循環バス(ぐるりん号)「総合公園入口」下車
車
●東北自動車道「久喜IC」から約35分
●東北自動車道「館林IC」から約30分
●圏央道「堺古河IC」より約40分
●圏央道「五霧IC」より約40分
駐車場情報
臨時駐車場があるため、そちらに駐車をするようにしましょう。
公園自体は24時間開放で、入場無料です。
お祭り開催時間の9時〜17時の間は、駐車料金(普通車は1日500円)が発生します。
古河総合公園 場内駐車場(北) | 茨城県古河市鴻巣507 |
古河総合公園 場内駐車場(南) | 茨城県古河市鴻巣1015-8 |
古河総合公園 場外駐車場(南) | 茨城県古河市鴻巣934 |
約700台の車が駐車できるようになっています。
まとめ
今回は、茨城県古河市で行われる古河桃まつりについて紹介しました。
桃の花は、ピンク色でとってもかわいらしいですよね。
そんな桃の花が一度にたくさん見られるお祭りになっているため、写真を撮ったりお花見をして春を感じてみてください。
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